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嫌われる勇気!chapter7「より大きな共同体の声を聴け」アドラー心理学 解釈

2017 年1月12日スタート
毎週木曜夜 10:00~10:54


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香里奈さん5年ぶりの主演
連続ドラマが始まりました


原案はアルフレット・アドラー

嫌われる勇気こそ人に好かれる極意!
アドラー心理学の5原則まとめ
http://yagi-coach.com/ningenkankei/kirawareru-yuuki/



《 出発点とゴール 》


庵堂やアドラーの考えに
納得できない時があるという 青山


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「あの人たちの考えって、

"人のことは気にするな"
"嫌われる勇気"を持って
好きに生きろって

受け取られかねません。

それじゃ、
自分勝手と思われてしまって、
社会生活がなりたちませんよね。」



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『うーん、確かに。

"嫌われる勇気"を持つだけ
ではいけません。

あくまで
それは'"出発点"であって、

目指すべき ゴール は
別のところにあるんです。』




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「じゃあ、アドラー心理学の
ゴール って?」


『 共同体感覚 です。

あなたは共同体という
言葉を聞いて、

どのような枠組みを
イメージしますか? 』



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「家庭や学校、職場といった
ところでしょうか。」


『確かにそれも共同体です。

しかし、共同体というのは
家族や職場に限定されたもの
でしょうか。』



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『もっと大きな枠組みで考える
ことはできませんか?

例えばこの国、
あるいは世界。

ひいては宇宙全体が
1つの共同体だと。』




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「宇宙!?」

『私じゃありませんよ、
アドラーがそう言ったんです。』




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「スケールが大き過ぎて
脳みそが追いつきません。」


『全ての他者は
私の共同体に属する仲間である。

仲間に囲まれた私は、
ここにいることを許されている。


ここには私の居場所があり、
私が貢献すべき他者がある

これが共同体感覚とよばれる
考え方です。』




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「ちょっ、
ちょっと待ってください!

まさか庵堂さんもその共同体感覚
を持っているというんですか。」


『もちろんです。』


「でも、あんまりそんな風には..」

『見えませんか?』




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「そもそも、
"嫌われる勇気"と
"共同体感覚"って..

なんかこう矛盾している
ような気がするんですけど。」




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『青山くん、

そこが理解できなければ、
ここから先に進むことはできませんよ。』




〈 事件に隠れた真実 〉


過去に例のない 犯罪事件。
犯人の目的とは・・


「これまでの犯行からして
犯人には大きな矛盾が
あります。」



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「まず犯人は警察に
爆弾を持ち込み、

クイズを出して
庵堂くんや人質を
翻弄しています。」



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典型的な劇場型と思える犯行

「しかし、劇場型の犯罪というのは、
世間を騒がせて充実感を覚えるものです。



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ですが、
今回の犯人は違っています。

外部に知られることのない
ように、細心の注意を払って
います。」



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『クイズを仕掛けた場所に
ヒントがあるなら、

クイズの答えにも
ヒントが隠されているかも
しれません。』



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「これまでの行動から推測すると、
犯人はある覚悟を持って
事件を企てているんじゃない
かと思います。」



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「ええ、こういうタイプの犯罪者は
得てして大胆な行動を取りやすい。

おそらく、犯人は犯行現場の近くで
様子を伺っているのかもしれませんね。」




〈 自分の決断を信じる 〉


「自分の命が心配か、
可哀想だな。

あの女は戻ってこない、
自分の命が惜しいからだ。

あの女と同じ職場になった
自分の運命を恨むんだな。」



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『あなたは、
仲間を信じたことは
ないんですか。

僕は言いましたよね、
"庵堂さんを信じる"
自分を信じるって。

最後まで僕は、
"僕の決断を信じます"。』



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「私も信じます。
蘭子さんのこと。」


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「僕も信じています。」

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「もちろん、俺だって。」

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〈 自分の居場所 〉


『佐藤さん、
あなたはこの42年間
無遅刻、無欠勤で、
警察官の仕事を務めあげました。



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結婚もせず、
趣味も持たず。

あなたにとって、
警察は人生の全てでした。

そして半年前定年で退官した
あなたは、ようやく気付いた

自分には警察以外どこにも
居場所がないことに。



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警察という共同体から
切り離され、

ただの人になったあなたは、
このまま自分が忘れさられ
ることが我慢ならなかった。

違いますか?』



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「たった7通だ
去年までは年賀状が
300通きてたのが

今年はたった7通だった

分かるか
俺は人生の293通分を
警察に捧げてきたんだよ。

警察をやめてしまったら、
俺の居場所なんて
どこにもないんだよ!」




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「でもな、
俺は思ってた。

警察に戻れば、
居場所はある

仕事はなくても
仲間が俺を受け入れてくれる

42年も同じ釜の飯を食ってきた
仲間だって

それなのに・・」



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退官して少し経った頃
遺失物センターの様子を
覗きに行った


俺が居なくなって
困っていることがあるん
じゃないか

アドバイスの1つでも
してやろうと思ってな

そしたらなんだよ!



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みんな困っているどころか
楽しそうに働いているじゃ
ないか

しかも、俺が長年懸けて
振り分けた遺失物の配列も

全部変えられちまってた

表彰してくれた警務部長も
俺のことなんか、すっかり
忘れてた

42年絶って
俺はやっと分かった




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「ここまで身を捧げてきたのに
俺のことを本当に必要として
くれる人間は誰もいなかった
んだって。」



『私を警察そのものに
見立てたんですね。』

「その通りだよ。
どうせお前も覚えてない
だろうがな。」




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いいじゃないの、

"みんなに必要とされて
いるんだから"



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「悪いの私じゃない!

私の貢献を認めず、
まるで使い捨ての歯車の
ように扱ってきた奴らだ!」




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『佐藤さん、
あなたの1人よがりの
茶番もこれで終了です。

その爆弾は偽物です。』




《 本当の貢献 》


『今のあなたは見返りばかり
を求めています。

認めてほしい
もっと誉めてほしい
大事に扱ってほしい

そればかりです。』



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「ここまで身も心も警察に
捧げてきたんだそ!

認めてほしいと思うのは
当然じゃないか!」



『あなたが警察に貢献した
ことは認めます。

でも本当の貢献とは、
見返りとは無縁に行われる
ものです。

そして、あなたは今も
実際に行っています。』



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『警察という共同体から
離れたあなたは、

自分の居場所がなくなった
と思っている。

でも、あなたはもっと大きな
共同体に属しているし、

そこでたくさんの貢献を
行っています。』


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『あなたが
毎日42年間食べてきた
コロッケパンです。

あなたがパンを買い、
代金を支払う。



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そこで支払ったお金は、
パン職人の人達に還元される
だけではありません。


小麦やバターの生産者達、
あるいはそれらを運んだ
流通業者の人達、

そして、
ガソリンを販売している
業者の人達にも、

還元されるし、
繋がっているんです。



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そして、
なによりもあなたに
このパンを売っていた

お婆ちゃんの生きる力に
なっていたんです。』



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『木村堂のお婆ちゃんが
言っていました

40年以上 毎日通ってくれて
いた常連さん達のおかげで
頑張ってこれたって。

それって、
あなたのことですよね。』



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「すまなかった、
色々辛い思いさせて。

あんたが羨ましい..


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どんな時も信じれる
人間がいて。」



〈 人間関係の裏にある真実 〉


『用があるので、
先に帰ります。』


「相変わらず
マイペースだな、あいつは。」



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「そうでもありませんよ。

俺 初めて見ましたもん、
庵堂のあんな必死な顔。」



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〈 共同体感覚 〉


「先生。

庵堂さん、
しっかり持ってました
共同体感覚。

嫌われる勇気と共同体感覚が
矛盾していないことも、
分かったような気がします。」



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「今回の事件いい勉強になった
ようですね。」

『僕 8係に配属になって
よかったかもしれません。』



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《 日常を彩るもの 》


Mr.Children 
『彩り』


ただ目の前に並べられた仕事を
手際よくこなしてく
コーヒーを相棒にして

いいさ
誰が褒めるでもないけど

小さなプライドを
この胸に勲章みたいに付けて



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僕のした単純作業が
この世界を回り回って

まだ出会ったこともない人の
笑い声を作ってゆく

そんな些細な生き甲斐が
日常に彩りを加える

モノクロの僕の毎日に少ないけど
赤 黄色 緑



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今 社会とか世界のどこかで起きる
大きな出来事を取り上げて 議論して

少し自分が高尚な人種になれた気がして
夜が明けて また小さな庶民

憧れにはほど遠くって
手を伸ばしても届かなくて

カタログは付箋したまんま
ゴミ箱へと捨てるのがオチ



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そして些細な生き甲斐は
時に馬鹿馬鹿しく思える

あわてて僕は彩を探す
にじんでいても 金 銀 紫

ただいま
おかえり



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なんてことのない作業が
この世界を回り回って

何処の誰かも知らない人の
笑い声を作ってゆく

そんな些細な生き甲斐が
日常に彩りを加える

モノクロの僕の毎日に増やしていく
水色 オレンジ



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なんてことのない作業が
回り回り回り回って

今 僕の目の前の人の
笑い顔を作ってゆく

そんな確かな生き甲斐が
日常に彩りを加える


モノクロの僕の毎日に
頬が染まる 温かなピンク

増やしていく きれいな彩り



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上記のアドラー心理学は
ドラマでの解釈です。

ぜひ原作を読んで、
自分の解釈を見つけてみてください。

受け取り側によって変わる解釈が、
心理学、書籍や情報の面白さです。

〔引用作成〕
サニステ!~Sunny Station~
http://sunnystation.info/archives/16472
mixiコミュニティ
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=2817361&id=25249388
嫌われる勇気7話


人にどう思われようが
関係ない。

大事なのは、
"自分が他者に貢献できている"
と実感できること。


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