嫌われる勇気！chapter５「課題の分離」アドラー心理学 解釈 併せて掲載 HAPPY BIRTHDAY 2月14日 15日 16日
2017 年１月１２日スタート
毎週木曜夜 10:00～10:54
香里奈さん５年ぶりの主演
連続ドラマが始まりました
原案はアルフレット・アドラー
嫌われる勇気こそ人に好かれる極意！
アドラー心理学の5原則まとめ
http://yagi-coach.com/ningenkankei/kirawareru-yuuki/
《 課題の分離 》
教え子が疑われる
大文字を気遣う 青山
『「教え子が疑われることは
私の課題ではありません」
庵堂くんなら
きっとそう言うんでしょうね』
庵堂がよく言う
「私の課題じゃない」とは
『 彼女はアドラーが提唱する
課題の分離を実践しています。』
『 例えば、勉強しない
子供がいたとします
授業は聞かず、
宿題はせず、
教科書すら学校へ置いてくる
あなたが親だったら
どうしますか。』
「 将来のために勉強は
しっかりやれと言い聞かせます。」
『 では、勉強するのは
誰の課題ですか。』
「 それは、もちろん
子供の課題です。」
『 子供の課題に対して
親が勉強しなさいと命じるのは
他者の課題に対して、
土足で踏み込む行為なんです。
これじゃ衝突をさけることは
できません。』
『 私たちはこれが誰の課題なのか
という視点から、自分と他者の
課題を分離する必要があるんです。』
「 分離してどうするんですか。」
『 他者の課題には踏み込まない。』
「 それは違いますよ。
子供の将来を思って
最低限勉強させるのは、
親の課題じゃないんですか。」
『 確かに世の親たちは、
"あなたのためを思って"という
言葉を頻繁に使います。
しかし、実際は
"自分の目的や世間体、支配欲を満たす"
ために使っているんです。』
『 そこにある希望や欲を察知するから
子供は反発するんです。』
「 放任すればいいってことですか。」
『 放任しろとは言っていません。
それが本人の課題であることと
いつでも援助する用意があるこ
とを伝えれば、あとは見守れば
いい。
他者の課題を切り捨てることが
できず、自分の希望を押しつけ
れば、時に悲劇を生むことに
つながります。』
〈 立ち向かう強さ 〉
見立てを間違えたと
責められる庵堂を心配し、
力になりたいと考える 青山
『「馬を水辺に連れていくこと
はできるが、水を飲ませること
はできない」
いくら援助しようとしても
水を飲むか、飲まないかは
本人の課題です。
つまり、本人の意向を無視した
援助などは必要がないという
ことです。』
「 それも課題の分離ですか。」
『 庵堂くんなら大丈夫ですよ。
他者からなんと思われようが、
それは庵堂くんの課題では
ありません。』
「 それは分かっているんですけど.. 」
『 アドラーはこう言っています。
自分の人生に嘘をつくことなく、
自らの課題に立ち向かっていく
勇気と強さが必要なんだと。』
《 他者の課題への介入 》
断ることができなかった..
美沙さんの
脚を怪我をさせてしまった
という負い目があったから。
あなたは自分が頼めば
必ず手を貸してくれる
脚を怪我した自分には
その権利があると
ある種のネジ曲がった
見返りを求め続けた。
『 あなたたちの友情
明確に否定します。
美沙さんには
自分が必要だと思い込み、
勝手に美沙さんの課題に
介入したんです。
それは今に始まったことでは
ありません。
あなたは昔から安易に
手を差し伸べることで、
みささんが自分から立ち上がり
課題に立ち向かう勇気を奪って
いったんです。
怪我をした脚で生きていくこと
はあなたの課題ではありません。
怪我を負わせてしまったという
負い目があっても、
他者の課題に介入すべきでは
ありませんでした。
あなたはみささんを救いたかった
のではなく、みささんを救うこと
によって、自分が救われたかった
罪の意識を払拭したかった
本当の目的は自分が許される
ことだったんです。』
〈 自分を変える 〉
大切なのは
なにを与えられて
いるかではなくて、
" 与えられたものを
どう使うか " です。
自分を変えることができるのは
自分だけです。
HAPPY BIRTHDAY
こちらに併せて掲載します！
２月１４日 生まれの方
『 お誕生日おめでとうございます 』
誕生日花「カモミール」
花言葉：逆境に負けぬ強さ
２月１５日 生まれの方
『 お誕生日おめでとうございます 』
誕生日花「セッカヤナギ」
花言葉：たくましさ
２月１６日 生まれの方
『 お誕生日おめでとうございます 』
誕生日花「ラッパスイセン」
花言葉：自尊
２月１４日 生まれの方
『 今日からの一年が
素敵な１年になりますように 』
２月１５日 生まれの方
『 １５日からの一年が
素敵な１年になりますように 』
２月１６日 生まれの方
『 １６日からの一年が
素敵な１年になりますように 』
《 「いい人」でいたいという欲 》
塔子さん（内山理名）には、
美沙さん（中島亜梨沙）への
負い目と同時に「いい人」でいたいと
いう気持ちもあったように、思います。
小さい頃は、
「いい子になりなさい」「人には親切にしなさい」
「譲り合いの精神が大切」と教えられるものです。
でも「いい人」は疲れます。
それを演じていたとしたら
もっと疲れるだろうし、いい人でなくてはいけない、と思っている人の疲労は大変なものでしょう。
「いい人」とは、いったい
どういう人のことでしょうか。
たとえば私は、人には親切にしたほうが
いいと思うし、欲張るよりは分かち合った
ほうが世の中はよくなるように思います。
自分が何かの役に立つのなら、
もちろん喜んで。
でも、このくらいのことを
「いい人」とは呼ばないと思います。
私たちは無意識のどこかには、
人からよく思われたい、という
『欲』があります。
(こんなことを言ったら嫌われるのではないか)
(いい人でいたい)という思いが実は『欲』である
となかなか気付かないものです。
最近(これは肩の力を抜いたほうがいいのでは
ないか)と思うような「いい人」に会いました。
彼女、Aさんは、どんなときも
自分よりも人を優先します。
「私がやるから、あなたはゆっくり休んでて」
「私はどれでもいいから、好きなのをとって」
人の分まで動いて、
いつも自分を最後にする。
そんな一生懸命なAさんを見ていて、
(もういいから、肩の力を抜いて)と
言ってあげたくなりました。
いい人であろうとする姿は
痛々しくもあるのです。
いい人であっても、
気配りのできる人であっても、
それが自然体でなければ意味がありません。
自然体なら、他人から見て「痛々しい」こと
はないでしょう。
本人もそれほど疲れないはずです。
でも、「人によくしよう」と意識している
ならば自然体とは言えません。
ともすると、
自己満足、自己アピールになりかねません。
『自然体でいい人』は、
何の見返りも、よい評判も求めないし
期待もしません。
「いい人」を意識し、相手にしたことに
こだわりを持ち続けていたら、
がっかりする気持ちばかりを
味わうことになるでしょう。
よく思われたいという
『欲』があること、
そんな『欲』が
何にもならないことに気づいてみると、
いい感じに身体から力が抜けていくはずです。
たとえば誰からも好かれなくても、
自分が大好きな人から好かれていればいい。
自分の思いに正直であることが、
相手に対して正直であることです。
ケースにもよりますが、
いつも心の底流に愛があれば、
断ることも愛なのです。
自分に正直に、自然体で、
愛を持っていれば、
「いい人」という枠に囚われることなく、
いい人間関係を気づいていける。
"ありのままの自分でいられる"
キーポイントでもあると思います。
〔引用作成〕
年を重ねるたびに美しく幸せになる女性の理由
吉元由美
〈 人は人、自分は自分 〉
「 昔からバレンタインが
大嫌いだったのは、
チョコを貰う人を見て
なんで僕は貰えないだろうって
悩んじゃったからで.. 」
「 フランスにあるバレンタイン村まで
答えを探しに行ったんですけど。
結局分かんなくて..
でも、もう気にしません！
今回すごく勉強になったんです。」
「人は人。自分は自分。
課題の分離ですよね。」
『 あなたがどう捉えたかは、
私の課題ではありません。』
〔 オススメ作品 〕
英題「me before you」
切なくも、
勇気をくれる ラブストーリー
"他人が踏み込めない"歯がゆさ、
"自分自身を変えていく"ことの
素晴らしさを考えさせてくれます。
上記はあくまで私の解釈です。
ぜひ原案やドラマを観て、
あなただけの解釈を見つけてみてください。
受け取り側によって変わる解釈が、
心理学、書籍や情報の面白さです。
〈引用作成〉
サニステ！～Sunny Station～
http://sunnystation.info/archives/16472
嫌われる勇気 ５話
お読みいただき、ありがとうございます
